EDの患者さんはこんなにいる

(1)50代、60代の日本男性の約半数がED

1998年に行われた調査によると、日本のED患者の割合は、
「常に性交できない」という完全EDと「ときどき性交できない」という中等度EDを合わせると、
40代では5人に1人、50代、60代になると約半数に達し、年齢を重ねるにつれて増加します。

■ 日本における年齢別ED患者の割合

 

(2)ED患者は糖尿病患者よりも多い

患者さんの数は、完全EDが260万人、中等度EDが870万人であり、
軽度EDを除いた両者だけでも1,130万人いると報告されています1)。
一方、日本には糖尿病の人が約740万人といわれており、その半数の370万人が男性と考えると2)、
男性のみで1,000万人を超えるEDがよくみられる病気であるかがわかります。

■ 日本における年齢別ED患者の割合

 

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自覚症状はある、性生活には満足していない、だけど病院へは…

2000年に日本全国の30〜79歳の既婚男女3,854名
(男性:2,034名、女性:1,820名)を対象にEDに関するアンケート調査が行われました。

(1)EDを自覚していますか?

男性本人がEDを自覚している割合と、女性がパートナーのEDを認識している割合はほぼ同じでした。

〈 男性 〉

〈 女性(パートナーに対して) 〉

 

 

(2)性生活に満足していますか?

満足度はEDを自覚しているかどうかに大きく左右され、
自覚している人の方が満足度は低いことがわかりました。

〈 EDを自覚している男性 〉

〈 EDを自覚していない男性 〉

 

〈 パートナーがEDであることを認識している女性 〉

〈 パートナーがEDであることを認識していない女性 〉

 

このようにEDを自覚し、性生活に満足していない人が多数いるのにも関わらず、
実際に医療機関に相談した人はわずか4.8%でした。
主な理由としては、「日常生活にさほど影響がない」、「困ったことがない」、「性行為に関心がない」、「恥ずかしい」でした。

白井將文ら,日本泌尿器科学会雑誌 2001; 92 (7): 666-673.

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