内視鏡検査について

内視鏡検査とは
消化管(胃や大腸)にカメラを挿入し、観察したり写真を撮ったりする検査です。 レントゲンに比べて診断が的確で、場合によりポリープなどはその場で処置することができます。 もちろん放射線被曝もありません。当クリニックでは消化管の検査はすべて内視鏡で行います。

検査の準備は
胃カメラの場合は、前日の夜9時以降は絶食とします。 当日の朝も絶飲食です。タバコもいけません。カメラ室に入ると、ガスコンドロップを一口飲みます。 そのあとキシロカインスプレーかキシロカインゼリーで咽頭麻酔をします。 胃の動きを止める注射をして準備完了です。 なお、平成20年からは経鼻内視鏡を始めました。この場合は、鼻の粘膜を広げる薬と麻酔薬をスプレーします。

大腸カメラの場合は、前日の就寝時に下剤を2錠服用します。 当日の朝、1〜2リットルの液体の下剤を飲み、便が水様になるまで排便します。 大腸の場合は、痛み止めの注射をします。それに腸の動きを止める注射をして準備完了です。 通常、午前中に下剤を飲んで排便し、午後から検査となります。

検査自体は
胃カメラは、鼻からでも口からでも、どちらからでもできます。 鼻からの場合、鼻腔が十分に広がっていれば、鼻を通過するのは簡単です。どちらの方法も咽頭部が最大の 関所ですが、ここを越えればほとんど苦痛はありません。多くの方は、鼻からのほうが断然楽だと言われています。 検査自体は10分以内で終了します。

大腸カメラの場合は、肛門から挿入します。 大腸の長さや形状は個人差が大きく、スムースに入る人では数分で盲腸まで達することができますが、 入りにくい人では1時間近くかかる人もいます。 私の場合、腸の癒着や激しい炎症(潰瘍性大腸炎など)がなければ20〜30分で終了します。